PHPで年齢を計算する方法

2024年7月5日2024年8月21日

年齢計算はさまざまなウェブアプリケーションで必要となる機能の一つです。

例えば、ユーザー登録フォームやイベントの参加資格を確認する際など、年齢の計算は非常に重要です。

今回はPHPを使って簡単に年齢を計算する方法を紹介します。

基本的な年齢計算の方法

まずは、基本的な年齢計算の方法を見ていきましょう。

PHPには日付を操作するための強力な関数がいくつかありますが、その中でもよく使うのがstrtotime()やDateTimeクラスです。

例1: strtotime()を使った年齢計算


<?php
// 生年月日を設定（例: 1990年1月1日）
$birthdate = "1990-01-01";

// 現在の日付を取得
$currentDate = date("Y-m-d");

// 年齢を計算
$age = floor((strtotime($currentDate) - strtotime($birthdate)) / (365*60*60*24));

echo "年齢: " . $age;
?>

上記の例では、strtotime()関数を使って生年月日と現在の日付をタイムスタンプに変換し、その差を計算しています。

日数を年数に変換するために、365日で割っています。

例2: DateTimeクラスを使った年齢計算

DateTimeクラスを使うと、さらに簡潔に年齢を計算することができます。


<?php
$dateOfBirth = new DateTime("1990-01-01");
$today = new DateTime("today");
$age = $dateOfBirth->diff($today)->y;

echo "年齢: " . $age;
?>

ここではDateTimeオブジェクトを使いdiff()メソッドで2つの日付の違いを計算していますyプロパティを使うことで、年数を取得できます。

利用シーンに応じた工夫

年齢を計算する際には、具体的な利用シーンに応じてさまざまな工夫が求められます。

例えば、ある特定のイベントに参加できる年齢制限がある場合、計算結果をもとに条件をチェックするコードを書くことができます。

例3: 年齢制限をチェック


<?php
$minimumAge = 18; // 最低年齢
$dateOfBirth = new DateTime("2005-05-15"); // 生年月日を設定
$today = new DateTime("today");
$age = $dateOfBirth->diff($today)->y;

if ($age >= $minimumAge) {
    echo "参加可能です。";
} else {
    echo "参加できません。";
}
?>

上記の例では、$minimumAgeに設定した年齢以上であるかどうかをチェックし、条件に応じてメッセージを表示しています。